エッチな自撮り編

小学生のとき、好きだった女の子がいました。その子は可愛くて、何かを分かっている感じがしてました。小学5、6年のとき同じクラスで、毎日いっしょに登下校してました。朝は、その子のおうちまでむかえに行って、放課後は、送りにいきました。その子は絶対に寝坊するので、玄関でその子のおばあちゃんにおかしをもらって待つのが日課でした。

その子が持っているものは可愛くて思えたし、やっていることはうらやましく思いました。しまむらのワンピース、ピンク色のボロボロの瞬足、くもんのバッグ、その子が持っているだけで、わたしにとって、高い価値をもちました。アメーバピグの課金アイテムとか、ディズニーによく行くこととか、ぜんぶ憧れでした。わたしの両親も、キャンプや山登りなど、いろんなことをさせてくれていましたが、その子はそんな所にいかないので、当時のわたしは、山なんてダサいと思っていました。(今は、山すごく好きです。)

ほんとうに好きでした。その子が可愛いからわたしは可愛くない、という今考えるとめちゃくちゃな理論を持つほどでした。ピンク色や水色の可愛いものは、わたしなんかが身につけてはいけない。スカートなんて可愛いものは着ちゃいけない。よくわからないですが、当時はほんとうにそうおもっていました。

中学校では、同じクラスになれませんでした。その子は吹奏楽部で、わたしはソフトテニス部だったので、いっしょに帰れる日はものすごく減りました。2年生のとき、その子に勧められてTwitterをはじめました。お母さんの古いiPodで毎日ツイートしました。(うるみは中学3年生からです。)その子には仲いい子専用のアカウントがあって、そこでの鬼のような量のツイートを読むのが毎日の楽しみでした。でも、どうしてかよく覚えてませんが、その子と絶交しました。ツイートが原因だった気がします。

絶交する頃には、もう好きじゃなくなっていました。その子は、ジャニーズにはまったり、バスケ部の男の子を好きになったり、学園青春ドラマをみたりしてました。それが中学生としてふつうですが、わたしにはそれらのどれも、あまりよくわかりませんでした。人と違っていたいとかそういうわけではないです。わたしがおかしいのですが、その子がつまらなく変わってしまったと思いました。わたしはみなさんのツイートの方が好きでした。

絶交したまま、その子は大阪の高校に進学してしまいました。最近になって、わたしが中学生のころ使っていたアカウントをフォローしてきてくれました。その子の新しいアカウントは相互フォロー7人で、あの頃の仲いい子専用のアカウントみたいな感じです。うれしかったです。

エッチな自撮りは、自分も可愛いのにもったいないと思ってはじめました。あまり外に出ないし、人に会うこともないのに、ずっと可愛いので、若いうちに誰かにみてもらった方がいいのでは、と思ったからです。それ以上でもそれ以下でもなかったのですが、それ以外に、Twitterを続けてほしいという気持ちがでてきました。でも、そこまで重い気持ちではないので、これからも軽い気持ちでご覧下さい。実際、わたしも結婚してTwitterやめるのが目標です。

TLに流さずDMで送る理由は、ちゃんとエッチだからです。もっと見てほしいです。わたしはみなさんのことをもっと見たいです。