後期中間テスト編

数日後テストがあります。先々週くらいから自分で勉強をしていましたが、まったく問題を解けるようになる気配がないので、教えてもらうことにしました。渋谷編の男の子です。

あまりのできなさに少しイライラさせてしまいした。わたしは、どうしようもないな。解けなくてつらいというよりは、申し訳なさのほうが強くて、こんなの情けないです。わたしが勉強できないのは、なんでもすぐ忘れてしまうのが原因です。3時間くらいかけて、だんだん解けるようになってきました。わたしにとっては、ひとりでおなじ問題を何日もかけて勉強していたのであっという間の時間でした。男の子にとっては…って考えると恐怖です。教えかた怖いかなって言われて、ほんとうは少し怖かったけど、できないことに慣れすぎてしまったから大丈夫って言いました。これもほんとうです。勉強できないことに対して開き直りつつありました。

俺が教えるからいっしょに2年生になろうって言われました。俺に構わずいけ!みたいな気持ちもありましたが、わたしもみんなと2年生になりたいです。でもひとりではできない。いっしょに行動してるほかの女の子ふたりはギリギリまで勉強しないので、その男の子に頼ってしまいます。

帰り道にその子は、何をしても楽しくない、何にも面白いと思えないから死にたいって言いました。自惚れかもしれませんが、内容的に、この人はわたしを生きがいにしようとしてるのかな、と思いました。その子が言ってほしいであろうかもしれないことは何も言えませんでした。テスト勉強とか実験のレポートとかでその子を利用してるくせにひどいです。

わたしは人の生きる理由になるには不十分です。いままでだったら、すぐ、じゃあわたしが楽しませてあげる!みたいなことを言ったかもしれません。

大学生になってから、いろんなことを体験して、いろんな人に会ってみて、だれかを楽しませようとか幸せにしようとすることはあまり良くないことがわかりました。特にわたしは、そういうことをしない方がいい人間だと思います。自分が怖い思いをするのもそうですが、それよりも、必ずその人たちを傷つけてしまうからです。どうやっても必ずそうなってしまいましたし、いつも最後は最悪です。

でも、人を楽しませたり、幸せにしているとき、自分も楽しいし幸せです。最悪にならない方法は、自分のためだけに生きることではないかと思います。自分が会いたいときに会いに行ったり、好きだと思ったときに好きだと言ったりするということです。その人にとっては迷惑かもしれませんが、傷つけるリスクはすごく小さくなる気がします。ほんとうに会いたくて、ほんとうに好きだからです。その人も会いたいとか好きとか思ってくれてたらうれしいな、ぐらいの気持ちでいるのがいちばん平和だと思います。あたりまえのことかもしれませんが、なんでもすぐ忘れてしまうのでブログにメモしておきます。テストがんばります。