ディズニーランド編

学校のこととか体調のこととか疲れてきて、いろいろ解決策を考えました。学校はがんばるしかありませんが、体調についてはちゃんと病院や検査に行くことにしました。

お母さんの遺伝的に体が頑丈に産まれたこともありますが、あまり無理をしたことがないので、皮膚科と耳鼻科くらいしか病院には行ったことがありません。具合が悪くなっても、お母さんが病院きらいなので小さい頃からなんでも、ポカリ飲んで寝ることで治してきました。

なんでもすぐ治ってしまうので、看病されることに憧れていました。インフルエンザが流行る時期にはわざと具合悪い人に接触してましたが、インフルエンザになれたのは小学生のときの1回だけでした。予防接種もしないので、ほんとに強いです。わたしの血液には抗菌作用があるのかもしれません。

赤ちゃんの時はゲロすることが多かったらしいです。最近吐き気がするのですが、赤ちゃんに戻ってきたのではないかとも考えました。歳をとって子どもっぽくなる老人みたいに、わたしはもう老婆なのかもしれない。さみしくて、お母さんに電話するようになりました。ただ、ネコと弟の状況を聞くだけです。言ってもどうにもならないことを知ってるので、体調が悪いこととか病院に行くことは言ってません。

この前お母さんが東京にくるついでに、ふたりでディズニーランドに行きました。天気が悪かったのですが、すいててよかったです。お母さんは不思議の国のアリスのウサギ、わたしはネコのマリーちゃんの耳を付けました。わたしたちはスペース・マウンテンが気に入って2回も乗りました。

お母さんは非常に子どもっぽいので、疲れてくると機嫌が最悪になります。父方のばあちゃんは、お母さんのこの状態のことを ヒス(ヒステリー)って呼んでました。(ばあちゃんもヒスだと思います。)おなかがすいて泣いてしまう赤ちゃんのように、疲れてくるとヒスになってしまうんだと思います。この母を例えるならドラゴンですが、ドラゴンの血液には抗菌作用があるというのを聞いたことがあるので、わたしも割とドラゴンです。

離れて暮らしていると忘れてしまいますが、お母さんにうんざりというのが、東京の大学を選んだ理由のひとつでした。電話で話すくらいがちょうどいいタイプの人です。お父さんは単身赴任で正解だったと思います。