家庭教師初日編

入学式以来にスーツを着ました。スーツを着る必要はなかったと思いますが、わたしはスーツが似合うので着たかったです。家庭教師先のお家に行くには、普段あまり利用しない電車を使う必要があるので、早めに出発しました。早すぎて予定時刻の1時間前に着いてしまいました。近くのコインランドリーで時間をつぶしました。何もしないことが好きでよかったです。いま考えると、来週のテストの勉強すれば良かったかなと思います。

予定時刻の15分前に向かいました。お家はマンションの4階で、普通のご家庭という感じでした。中に入って挨拶したら、ほんとうは、思っていた予定時刻の30分後が本来の約束の時間だったらしくて、すごく早く来てしまったことが分かりました。わたしが、事前の電話で言っていたことを忘れてたのですが、ご家族が優しくて助かりました。わたしは予定どおりの時間の行動できないわけではないと思います。大学生になってから、時間どおりの行動をしない生活に慣れてしまったので、これを機になおしていきたいです。

わたしの担当はお姉ちゃんと弟のふたりでした。中学1年生と2年生です。定期テスト2週間前らしいのですが、ふたりとも勉強ほとんどしてないみたいでした。問題が解けるということが久しぶりで楽しかったです。わたしは高校2年生くらいまでは勉強が好きでした。指定校推薦者の唯一の力の見せどころです。定期テストで、いい点を最小の努力で取る方法を伝授しました。模試や入試では通用しない方法ですが、いい点を取って自信をつけるのも大切だと思います。

わたしにとって、中学1、2年生の家庭教師は、天職ではないかと思いました。普段の授業についていけない子たちに定期テストでいい点を取らせる仕事。すぐにネットの適職診断をやりました。向いている仕事は、経営コンサルタントフリーランスプログラマー、税理士、公認会計士でした。35問だけで、この5つに絞れるのはすごいです。シビュラシステム。どの仕事もあまりよく分かりませんが、なんとなく向いてる気がします。また、最近、自分がぷよぷよ得意なことに気づきました。ぷよぷよみたいなことする仕事があればいいなと思います。

きょう、2年生にあがれなかったら中退しようと決意しました。専門学校とかに入って、資格とかとって、適職につこうと思います。大学に残り、留年しても、ひとりで勉強するのは厳しいだろうからです。わたしは物理系の学科ですが、物理がなくても、わたしの適職には関係なさそうです。でもまだ2年生になれるようにがんばります。時間があれば、大学を辞めることとか将来について考えたり調べたりしてたのですが、もうしません。甘い考えかもしれませんが、がんばります。